【ペルーの旅 マチュピチュ編 インカトレイル2日目 その2】

昼食でお腹を満たし、いよいよ4200mに向かって進みます。

1つ目の写真の山の低くなっているところ、

日本語でいうところの「峠」。

山の上であり下である場所。

そこに向かいます。

まだはるか先に見える~。

元気な集団はどんどん前に進みます。

と言っても遅い人と5分くらいしか離れませんが。

酸素が薄いのか、みんなおかしくなってきました。

下ることのない山道を進みます。

ただひたすらの登り道。

みんな何を考えて登っているのかな~。

酸素が薄いので少し高山病ぽくなる人も。

それでもここを越えないとマチュピチュには到着しない。

歩き瞑想とはよく言ったもの。

それぞれが自分と向き合っているような気がします。

そして、歩くこと8時間。

いよいよその登りの最後が見えてきました。

到着の瞬間の旅人の笑顔は今も忘れられません。


みんなでハグをし、お互いの健闘をたたえ合います。

本当にこのメンバー出来て良かった。

みんなで来れて良かった。

ここにこのメンバーで立てて良かった。

いろいろな思いが私の中を駆け巡ります。

しばらく休んだ後、天を震わせるような歌声が、

私のひそかな楽しみの一つ、それが彼女の歌声でした。

天に歌わせてもらっていると言う彼女の歌。

歌詞も、メロディーもすべて天任せ。

その歌声に、山頂にいた他のグループからも拍手の嵐。

ここさえ超えれば。

そんな思いが私を包んでいました。

みんな、ありがとう!!