【ペルーの旅 1日目 長かった~】

旅立ちの日。

どんな天気だったかもよく覚えていない。

でもその日は私が園長をやっている「さつきやま森のようちえん、そして森の学び舎」の田植えの日。確かいい天気だったような・・・。

朝、田んぼに行き、みんなに「よろしくね~」と言って出発。

たまたま息子が体調を崩し、自宅にいたので家族に見送られて出発。

しばらく会えないと思うと、淋しさが・・・。

そんな思いを振り切り、伊丹空港へ。

今回ペルーへは、伊丹 → 羽田 → トロント → リマ と言う感じで行きます。来年は別ルートを考えています。

伊丹空港では1名の参加者と合流。

二人でわくわくしながらチェックイン。

今回はトロントで1泊するので、そこまで荷物は自動で運ばれます。

ちなみに、リマまで一気に行く人はそこまで運んでくれます。

と言うことで、機内に持ち込む荷物は十分に考えないと。

長いということもあるし、途中で荷物がどっかに行っちゃったと言うことも想定してい。

定刻通りに、ANAの国内線で羽田空港に向かいます。

窓の外に見える地元の街を見ながら

「田植えは終わったかな~」

なんて考えながら。

1時間ほどのフライトはあっという間。

羽田空港で国際線に乗り換える時は専用のバスがある。

なんかちょっと特別な気分。

それで国際線ターミナルまで移動して、

そこで9月にオーロラの旅に行かれる方とお会いしてちょっとお茶タイム。

ここで2名の方と合流し、いよいよ出国。

スタンプを押してもらい、搭乗口へ。

羽田ってこんな感じなのね~。

なんて思いながら。

飛行機に乗り、みんなに行ってきますのメールを打ったりして。

ところが、トイレの排水トラブルでちょっと遅れますのアナウンス。

その後、油圧計のトラブルがあり遅れますのアナウンス。

おいおい。

17:40の出発予定から2時間ほど経って、

「一度飛行機から降りてください。その際に1000円の食事券を配ります」

とのこと。

参加者の方と急いでクーポンをもらい、私はすぐに出来そうなラーメンに。

隣のうどん屋は、スタッフが1名しかいなくて大変そう。

注文は受けるけど作れない・・・。

飛行機を降りて20分後

「飛行機にお戻りください!!」

「えっ!!」

まだラーメン食ってる途中。

参加者の一人はまだうどんが来ていない。

そんな状況でよく下したね~。

まあなんとかうどんも食べれて機内に戻って、

スタッフに

「今度こそ飛んできます!!」

と打ったのですが。

飛ばないどころではなく、動きもしない。

何であんなに急いでラーメンを食わせたんだ!!

うどん食べた人はやけどしそうだったぞ!!

すると隣に座っている方が

「入口で、係の人がこの飛行機飛ばない」

と言ってました。

なぬ~~~~。

じゃあなんで俺らのってるの???

それからまた2時間缶詰。

結局4時間が過ぎたころに、

「この飛行機はキャンセルになりました。とりあえず再入国して、入口で係に従ってください」

おいおい。

さて、今まで一度も押してもらったことのないはんこう。

それが

「入国中止」

出国のところに再度押されて、帰国。

なんじゃそりゃー。

スタッフには

「ひげが原因で飛べませんでした」

と打ったところ、本当にひげで出国できなかったと心配してくれた

スタッフが・・・。

変な冗談ですみません。

さて、外にでても航空会社のスタッフはおらず、

空港職員を捕まえていろいろ聞くと、

1階に行ってくれとのこと。

荷物をごろごろ押しながら行くと既に長蛇の列。

450人くらいいましたらからね。

カウンターには人はいるけど対応している雰囲気全くなし。

オーストラリアの友人がよく飛行機が遅れると言うことを思い出し、

さっさと情報を取るべし。

との教えから、カウンターにズカズカ向かい。

事情を聴くと、並んでいるのはタクシーの列。

えっ、宿泊の手配じゃないの???

いろいろ聞いて、さっさと遅延証明をもらい。

お金を出ることだし、と言うことで、

参加者に

「お台場と横浜どっちに泊まりたい?」

と聞いたところ、満場一致で

「お台場」

早速ホテルに電話し、部屋を確保し、タクシー乗り場へ。

タクシーの運ちゃん曰く

「ここには待機のタクシーが100台しかないからすぐなくなるね」

しかも時間は11時を回っている。

1番に羽田を離れ、お台場のレインボー部立地が見えるホテルにチェックイン。

翌日の朝食もここのバイキング!!

なんかリッチな感じになってきた。

そんなこんなありながら、お台場ステイを満喫。

結局トロントでの1泊がお台場に変わり、飛行機も臨時便が飛ぶ

と言うことで、いよいよ出国と相成りました。

あぁ 長かった。

お付き合いありがとうございます。

ちなみに、トロントへの飛行機で隣に座った方は、

「羽田空港のソファーに寝ました」

タクシーもない。

ホテルもない。

何ともかわいそうな・・・。

この辺のノウハウが知りたい方はご連絡くださいね。

さて、トロントに無事についた一行。

リマ行きの飛行機に乗り換え、またフライト。

トロントまで12時間。

そこから9時間くらい。

まさに飛行機大好きな人たち見たいな状態。

リマに着いたのは現地時間の翌日の午前2時。

ここで驚いたのは、荷物のX線検査がもう一度あること。

何で???

まあそれはさておき、現地でガイドしてくれるいのっちとも

無事に合流出来て、今日のホテルに向かいます。

治安が不安なのでみんな緊張気味。

専用車で移動だったのですが、荷物は足元に置いて下さい。

外から見えると窓を割って取られることがあります。

なんてことだ!!

そんなことが。

でもここでびっくり発言が。

「日本では、警察と泥棒だったら、警察を信じると思いますが、

リマの人は泥棒の方がまだいいと言います。」

警察はわいろを求めたり、いろいろあってトラブルになることがあるそうです。

日本とは違う価値観。

どんな旅になるんだ!!

さてホテルはとってもきれいなところでした。

セキュリティーボックスもあるし。


清潔。

バスタブはありませんが。

ちなみに、私の部屋番号は

「416」


俺の誕生日だ!!

これはきっとすごいことがある。

そう確信した太郎でした。

長かったリマへの道。

来年のツアーでは、トロント経由でなく、アメリカ経由が有力。

トロントまで行くとちょっと遠回りと言うこともありますし。

来年3月からカナダも電子ビザ(ESTA)が必要になるので。

すでに、見積もりも取り始めた太郎でした。

ここでみなさんにプチ情報。

海外旅行保険には「遅延保障」と言うものがあります。

だいたい飛行機が6時間以上遅れた場合にかかった費用を上限を決めて負担してくれるというもの。1回保険のオプションを追加するのに100円くらい。必要な保険だと思いますよ。

やっとリマに着いた一行。

明日からいよいよペルーを歩きまわります!!

エコツアーディレクター 木村太郎